おまとめローンで「逆に損をする」ワナ?返済総額を増やさないための注意点と銀行・消費者金融の賢い使い分け
「複数の借金をまとめれば、バラバラに返すより絶対にお得になるはず!」
そう信じておまとめローンを検討している方は多いでしょう。確かに、返済先を一本化して金利を下げることは、多重債務から抜け出すための王道です。
しかし、実は「おまとめローンを利用したことで、かえって支払うお金が増えてしまった」という失敗談が後を絶たないことをご存知でしょうか?
おまとめローンには、一見すると分かりにくい「損をするワナ」が潜んでいます。この仕組みを正しく理解せずに申し込んでしまうと、毎月の返済は楽になっても、最終的に失うお金が数十万円単位で増えてしまうこともあるのです。
この記事では、おまとめローンで損をしないための絶対的な注意点と、銀行・消費者金融それぞれの特徴を活かした「賢い使い分け術」を徹底解説します。完済への道を最短距離で進むための、実践的なガイドとしてお役立てください。
注意!おまとめローンで「逆に損をする」3つの落とし穴
「金利が下がったから安心」と思い込むのが一番の危険です。まずは、返済総額が増えてしまう具体的なケースを見ていきましょう。
1. 返済期間が延びて「利息の総額」が増える
おまとめローンの最大のワナは、返済期間の設定にあります。毎月の返済額を無理に低く設定しすぎると、支払う期間が長くなります。
例えば、金利が年18.0%から12.0%に下がったとしても、返済期間が3年から7年に延びてしまえば、最終的に支払う利息の合計額は、まとめる前よりも高くなってしまうことが多々あります。
2. 借金を一本化した後に「追加で借りる」
おまとめローンは返済専用の商品ですが、完済された元のカードローンやクレジットカードには「利用可能枠」が残ります。ここで「枠が空いたから」と再び借り入れをしてしまうと、おまとめローンの返済と新しい借金の返済が二重になり、借金総額が急膨張します。
3. 特約や手数料の確認不足
一部の金融機関では、繰り上げ返済をする際に事務手数料が発生したり、特定の条件下でないと低金利が適用されなかったりするケースがあります。表面上の金利だけでなく、契約に伴う諸費用も計算に入れる必要があります。
銀行vs消費者金融:損をしないための「賢い使い分け」
おまとめローンを選ぶ際、銀行か消費者金融かで迷う方は多いはず。どちらが「お得」かは、あなたの現在の状況によって決まります。
【銀行おまとめローン】を選ぶべき人
銀行のメリットは、圧倒的な「低金利」です。
向いている人: 借入総額が300万円以上など高額な方、年収に対して借入が多すぎない方、正社員として長く勤務している方。
賢い使い方: 審査は厳しいですが、通れば利息を大幅にカットできます。「金利が半分近く下がる」など、劇的な改善が見込める場合に第一候補としましょう。
【消費者金融おまとめローン】を選ぶべき人
消費者金融のメリットは「柔軟性」と「スピード」です。
向いている人: 銀行の審査に落ちてしまった方、クレジットカードのリボ払いもまとめて一本化したい方、できるだけ早く返済管理を楽にしたい方。
賢い使い方: 銀行より金利は高めですが、独自の審査基準があるため「現状維持よりはマシ」という状況を作りやすいのが特徴です。まずは消費者金融で一本化して管理を楽にし、信用を積み上げてから将来的に銀行へ借り換えるという「二段階おまとめ」も有効な戦略です。
返済総額を増やさないための「3つの鉄則」
おまとめローンを成功させ、本当の意味で「得」をするためには、以下の3点を徹底しましょう。
① 総支払額のシミュレーションを必ず行う
「毎月の返済額」ではなく「完済までの総支払額」を比較してください。金融機関の公式サイトにあるシミュレーションツールを使い、現在バラバラに払っている場合の総額と、おまとめ後の総額を突き合わせることが必須です。
② 余裕がある月は「繰り上げ返済」を徹底する
おまとめローンの返済計画は、あくまで「最低限の返済」に基づいています。ボーナス時や家計に余裕がある時は、1円でも多く繰り上げ返済を行い、返済期間を短縮しましょう。期間を1年短くするだけで、利息は数万円から数十万円変わります。
③ 元のカードは「即解約」する
自分を信じすぎてはいけません。一本化した瞬間に、完済した他社のカードはすべて解約しましょう。枠を残しておくことは、再び借金地獄へ戻るための招待券を持っているのと同じです。
成功の具体例:Aさんの賢いおまとめ戦略
年率18.0%で3社から計150万円を借りていたAさんの事例です。
改善前: 毎月5万円返済。利息負担が大きく、元金がなかなか減らない。
おまとめ実行: 消費者金融の専用ローンへ一本化(金利15.0%へ)。
Aさんの工夫: 毎月の返済額を4.5万円に減らす提案を受けたが、あえて「以前と同じ5万円」を支払い続けた。
結果: 金利差3.0%分がすべて元金の返済に回り、返済期間が大幅に短縮。総利息額を約20万円節約することに成功。
まとめ:おまとめローンは「戦略」がすべて
おまとめローンは、使い方を間違えれば「損をするワナ」になりますが、正しく使えば人生を立て直す「最強の武器」になります。
大切なのは「月々の返済額が減ってよかった」で終わらせず、常に「完済までの総額を減らす」という意識を持つことです。金利、返済期間、そして自分の意志。この3つをコントロールできる人が、おまとめローンで真の成功を手にします。
まずは今すぐ、あなたの全借入先の「残高」と「金利」を書き出すことから始めてみませんか?その一歩が、金利の負担に縛られない自由な生活への第一歩です。
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