【逆効果】離婚を回避したい夫がやりがちな「5つのNG行動」しつこいLINEや説得はNG?


「離婚してほしい」と突然告げられたとき、パニックになり「なんとかして妻の気持ちを繋ぎ止めなければ」と焦る気持ちは痛いほどわかります。しかし、その必死な行動が、実はさらなる別れの決定打となっているかもしれません。

良かれと思って取った行動が、妻にとっては「自分の気持ちを全く無視した独りよがりな態度」に映ってしまうことがあるのです。

この記事では、離婚を回避したい夫がやりがちな、逆効果になる5つのNG行動を解説します。今の振る舞いを見直し、修復への正しい道筋を探っていきましょう。


1. 感情的な説得としつこいLINEの連投

最もやってしまいがちなのが、自分の「別れたくない」という思いを一方的に押し付けることです。

  • 長文LINEや電話の執拗な繰り返し: 相手が「今は話したくない」と拒絶しているときに、「自分の悪かったところ」「これからの決意」を長々と送りつけるのは逆効果です。相手にとっては精神的な負担(ハラスメント)と感じられ、ブロックや着信拒否を招く原因になります。

  • 論理でねじ伏せようとする: 「子供のために離婚しないほうがいい」「経済的に困るはずだ」といった理屈での説得は、感情が離れている妻には届きません。「結局、自分の都合しか考えていない」と幻滅されるだけです。

2. 「悪いところは直すから」という具体性のない約束

焦っている夫は、反射的に「悪いところは全部直す」と言ってしまいがちですが、これも避けるべき言動です。

妻からすれば、「何年も前から伝えていたのに、離婚を突きつけられるまで気づかなかったのか」という失望に拍車をかけます。また、何が悪いのか具体的に理解していないままの約束は、言葉の重みを失わせ、不信感を募らせる結果に終わります。

3. 親や友人を巻き込んでの「外堀埋め」

自分の力ではどうにもならないとき、親族や共通の友人に泣きついて説得してもらおうとする行為は非常に危険です。

妻にとって家庭内の問題は、極めてプライベートなものです。それを勝手に第三者に話し、周囲からプレッシャーをかけさせることは、裏切り行為と受け取られます。これにより「この人とは二度と話し合えない」と、心のシャッターを完全に下ろされてしまう可能性が高まります。

4. 突然のプレゼントや過度な優しさ

離婚を切り出されてから、急に花を買ってきたり、家事を手伝い始めたり、優しく接したりするのも注意が必要です。

長年不満を蓄積させてきた女性からすれば、その急激な変化は「その場しのぎのパフォーマンス」に見えてしまいます。「今さら遅すぎる」「これまでは何だったのか」という怒りを再燃させ、嫌悪感を強めてしまうケースが多いのです。

5. 「死ぬ」などの自傷を暗示する脅し

「お前がいないなら生きていけない」「離婚するなら死んでやる」といった、相手の罪悪感を利用して引き止める言動は、最もやってはいけないNG行動です。

これは愛情ではなく、感情的な支配であり、精神的な虐待(モラルハラスメント)に該当します。相手を恐怖で縛り付けても、そこに戻るのは愛情ではありません。こうした行動は、法的にも離婚の正当な理由を与えてしまうことになり、修復の道は完全に閉ざされます。


離婚回避のために、今すべきこととは?

NG行動を避けた上で、修復のために必要なのは「引き算」の思考です。

相手の「拒絶」を一度受け入れる

「離婚したくない」と抵抗し続けるのではなく、まずは「それほどまでに追い詰めてしまったんだね」と、相手の苦しみを受け入れましょう。一度、相手の言い分を認めることで、張り詰めていた空気が緩み、話し合いの余地が生まれることがあります。

適切な距離(冷却期間)を置く

しつこく連絡するのをやめ、物理的・心理的な距離を置きます。相手に「夫のいない平穏な時間」を経験させるのは怖く感じるかもしれませんが、同時に「自分勝手に縋り付いてこない冷静なあなた」を見せる機会でもあります。

言葉ではなく「背中」で語る

「直す」と宣言するのではなく、黙って生活習慣を改め、自立した姿を見せましょう。家事の分担、仕事への取り組み方、自分自身の健康管理など、静かに変わっていく姿を見せることだけが、唯一の説得力となります。


まとめ:焦りは禁物、誠実な忍耐を

離婚危機の際、夫がすべきは「妻を変えること」ではなく、「自分自身の向き合い方を変えること」です。

焦って追いかければ、相手は逃げていきます。まずは自分の感情をコントロールし、相手が求めている「静かな時間」と「尊重」を提供することから始めてください。修復への道は、あなたの沈黙と誠実な行動の先にしかありません。

もし、どうしても自分の気持ちを伝えたい場合は、何度も送るLINEではなく、一通の丁寧な手紙に想いを託し、あとは相手の判断を待つという潔い姿勢を持つことが大切です。


離婚を考え直してほしい…後悔しない決断のために伝えたい「手紙」の書き方と修復へのステップ