授乳中に痩せる人・痩せない人の違い|母乳育児と体重変化のメカニズム
授乳中は「自然に痩せる」と思われがちですが、実際には人によって体重変化に差があります。中には全く体重が減らない人もいます。この記事では、授乳中に痩せやすい人・痩せにくい人の違いと、その背景にある生活習慣・体質・栄養のポイントを解説します。
1. 授乳で消費されるカロリーの目安
母乳育児では、赤ちゃんに必要な栄養を母乳に送るため、カロリー消費が増えます。
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母乳1mlあたり約0.67kcal
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1日平均で約700〜800mlの母乳を出すと、約450〜500kcal消費
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これは軽い運動1時間程度に相当
ポイント:授乳によるカロリー消費はありますが、消費量だけでは必ず痩せるわけではありません。
2. 授乳中に痩せやすい人の特徴
授乳中に体重が減りやすい人には共通の生活習慣や体質があります。
(1) バランスの良い食事
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食べすぎず、栄養を偏らせない
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高タンパク質・低脂質・野菜中心
(2) 適度な運動
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家事や育児の合間に軽い運動やストレッチ
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血流や基礎代謝がアップしやすい
(3) 母乳の分泌量が多い
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乳量が多いとカロリー消費が増える
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赤ちゃんがよく吸うことで母乳生産も活発に
(4) 基礎代謝が高め
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もともと筋肉量がある人や代謝が良い人は痩せやすい
3. 授乳中でも痩せにくい人の特徴
痩せにくい人には、いくつかの共通傾向があります。
(1) 間食や甘いものの過剰摂取
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授乳中はお腹が空きやすく、ついおやつが増える
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摂取カロリーが消費カロリーを上回ると痩せにくい
(2) 睡眠不足・ストレス
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睡眠不足や育児ストレスでホルモンバランスが乱れ、脂肪が落ちにくくなる
(3) 運動不足
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体を動かす機会が少ないと基礎代謝が低下
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授乳だけでは消費カロリーが追いつかない
(4) 授乳量が少ない
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赤ちゃんがあまり吸わない、哺乳瓶混合の場合
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母乳生産に伴う消費カロリーが少なくなる
4. 授乳中の体重管理のポイント
授乳中の体重管理は「無理なダイエット」を避け、健康を意識することが重要です。
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栄養バランスの確保
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3食をしっかり摂り、間食はナッツやヨーグルトなど低糖質で栄養価の高いものに
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軽い運動を習慣化
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授乳の合間や抱っこでできるストレッチ、ウォーキング
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水分補給を十分に
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母乳の分泌を助け、代謝アップ
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睡眠・休息を優先
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体重減少は代謝とホルモンバランスに影響
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5. まとめ
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授乳中はカロリー消費が増えるため痩せやすい傾向がありますが、全員が自然に痩せるわけではありません。
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痩せる人は、食事・運動・母乳量・基礎代謝のバランスが整っていることが多い
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痩せにくい人は、間食・睡眠不足・運動不足・母乳量の少なさが影響
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健康を意識した生活習慣の改善が、無理なく体重管理につながります